【2026年最新】リスキリング補助金の仕組みを徹底解説|条件・金額・申請方法
リスキリング補助金とは?
リスキリング補助金とは、経済産業省が実施する「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の通称です。在職者が新しいスキルを身につけ、転職によるキャリアアップを目指す際に、講座の受講費用の一部が補助される制度です。
この事業は、デジタル化やグリーン化など産業構造の変化に対応するため、働く人が主体的に学び直しを行い、より良い条件の転職やキャリアチェンジを実現することを目的としています。
補助率と上限額
補助金の金額は受講費用に対して段階的に設定されています。
■ 修了時:受講費用の2分の1(上限40万円)
講座を修了した時点で費用の半額が補助対象となります。補助は国から補助事業者へ支払われ、受講者の負担が軽減される仕組みです。
■ 本事業の職業紹介による転職後:追加で5分の1(合計で上限56万円)
講座を修了し、本事業で実施された職業紹介等による転職を経て、その転職先で1年間継続して就業した場合に、追加で5分の1(上限16万円)が対象になります。一般の転職は対象外です。つまり合計で受講費用の最大56万円まで負担が軽減されます。
例えば、受講費用80万円(税別)の講座の場合、修了時に40万円が補助対象となり、本事業の職業紹介による転職を経て1年間継続就業するとさらに16万円が対象になるため、実質負担は24万円+税になり得ます。適用可否は補助事業者ごとに異なります。
対象となる人の条件
リスキリング補助金を利用できるのは、以下の条件を満たす方です。
・登録時と初回面談時に企業等へ雇用されている在職者(雇用形態ごとの扱いは補助事業者にご確認ください)
・雇用主の変更を伴う転職を目指している方
詳しい要件と適用可否は補助事業者にご確認ください。ただし、現在離職中の方(求職者)は対象外となります。また、個人事業主やフリーランスの方も原則として対象外です。
今の会社で働き続けながら学びたい場合
本事業は、雇用主の変更を伴う転職を目指していることが申込時の要件です。転職を予定していない場合は、次のような別の支援を確認してください。それぞれ要件が異なり、転職しない人なら誰でも使えるわけではありません。
・教育訓練給付金(厚生労働省):一定の受給要件を満たす方が、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了した場合に、費用の一部が支給される別の制度です。受給要件と手続きはハローワークで確認します(厚生労働省の案内)。
・勤務先の研修・受講費用の支援:制度の有無と条件を、勤務先の担当部署に確認します。
対象となる講座の条件
補助金の対象となる講座は、経済産業省が実施している「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助金対象講座です。当サイト「リスキリング.jp」に掲載されている講座はすべてこの事業で補助金対象として案内された講座です。ただし、掲載はその講座が現在申し込めることや、補助が適用されることを保証するものではありません。受付状況と適用可否は、講座を提供する補助事業者に確認してください。
講座のジャンルは幅広く、IT・プログラミング、Webデザイン、データ分析、デジタルマーケティング、ビジネススキルなど多岐にわたります。オンライン受講可能な講座も多数あり、全国どこからでも受講できます。
申請の流れ(4ステップ)
リスキリング補助金を利用する流れは以下の通りです。
ステップ1:キャリア相談(無料)
補助事業者のキャリアコンサルタントに相談し、自分のキャリアプランや適した講座について助言を受けます。
ステップ2:講座の受講
補助金対象講座に申し込み、学習を開始します。修了時に費用の2分の1(上限40万円)が補助対象となります。
ステップ3:転職支援
講座修了後、補助事業者の転職支援サービスを利用して転職活動を行います。
ステップ4:本事業の職業紹介による転職・1年継続就業で追加補助
本事業の職業紹介等による転職を経て、転職先で1年間継続して就業すると、追加で5分の1(上限16万円)が対象になります。
よくある質問
- 補助金は受講者が直接受け取るの?
- 多くの場合、受講費用から補助金分が差し引かれた金額を支払う形(先取り割引)です。事業者によって異なりますので、各講座の詳細をご確認ください。
- 必ず転職しないといけないの?
- 申込の時点で、雇用主の変更を伴う転職を目指していることが要件です(登録時・初回面談時に在職していることも必要です)。転職を予定していない方は対象外になるため、教育訓練給付金(厚生労働省)や勤務先の支援など、別の支援を確認してください。要件を満たして申し込んだ場合、講座を修了すると受講費用(税別)の2分の1(上限40万円)が補助対象になります。実際の転職は追加分の条件で、本事業の職業紹介等による転職を経て1年間継続して就業すると、追加で5分の1(上限16万円)が対象になります。適用可否は補助事業者ごとに異なります。
- 今の会社に知られる?
- 勤務先への通知の有無は講座や申請方法によって異なるため、申し込み前に講座提供事業者へご確認ください。
- 複数の講座を受けられる?
- 補助の対象になる講座の数は、申し込む前に補助事業者へ確認してください。
まとめ
リスキリング補助金は、転職によるキャリアアップを目指す在職者向けの制度です。講座を修了すると受講費用(税別)の2分の1(上限40万円)が補助対象になり、本事業の職業紹介等による転職と1年間の継続就業を満たすと追加分(上限16万円)があります。転職を予定していない場合は、「対象となる人の条件」の別の支援を確認してください。
当サイト「リスキリング.jp」では、経産省の補助金対象のリスキリング講座を一覧で比較・検索できます。スキル別・職種別・地域別に自分に合った講座を見つけて、キャリアアップの第一歩を踏み出しましょう。
公式情報の確認先(2026年10月10日確認)
・リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業「転職をご検討の方」:対象要件(在職と転職を目指していること)、修了時の補助、追加分の条件(本事業の職業紹介等による転職と1年間の継続就業)、補助事業者の検索
・厚生労働省「教育訓練給付金」:制度の概要、教育訓練の種類、受給要件の問い合わせ先(ハローワーク)
受講金額や負担軽減の金額は補助事業者ごとに異なります。個別の講座の受付状況と補助の適用可否は、各補助事業者に確認してください。